落ち込んだ時に気持ちのスイッチを切り替える3つのステップ

仕事がうまくいかないとき・・・
恋愛がうまくいかないとき・・・
ストレスが溜まっているとき・・・

そんなときってついついネガティブな気持ちになったり、
落ち込んでしまいますよね。

しかも、考えれば考えるほど落ち込んでいき、
さらなる失敗をしてしまい、ネガティブの沼から
抜け出せないという悪循環を起こすこともあります。

そこで、沼にはまってネガティブから抜け出せなくなる前に、
ポジティブへと気持ちを切り替える3つのステップをご紹介します!

1ステップずつの構成になっているので、
見ながら実践してみてください。

1.まずはポジティブ宣言する

気持ちを切り替えるには、まずは言葉から。

言葉には不思議な力があります。

発するだけで、言葉を発した人や、
それを聞いた人に影響を与えます。

ネガティブな言葉を発すれば自分も、
そしてそれを聞いた周りの人も嫌な気持ちになり、
ポジティブな言葉を発すれば逆に良い気持ちになります。

昔から言葉には言霊が宿るなんていいますよね。

人間の世界を観察して見ていれば、
あながち嘘でもないことがわかってきます。

ということで、まずはポジティブな言葉を発しましょう。

「海の広さに比べればほんのちっぽけな悩みだ!」
「これを乗り越えたらさらに成長できる!」
「私にはこの状況を変えられる力がある!」
「今この瞬間からポジティブになる!」

など、なんでもいいです。

とにかく気持ちが明るくなるような言葉を
発し続けてください。

不思議なもので、言葉に出し続けていると
気持ちが前向きになっていきます。

大声で言うのが恥ずかしければ
小声で言ってみるといいでしょう。

ポジティブのエンジンがかかるまで
とにかくポジティブ宣言をし続けてください。

2.行動を変える

1では言葉を変えてポジティブな宣言をする
ということをお話しました。

発し続けることでポジティブのエンジンがかかってきたと思います。

次は第二のステップです。

落ち込んだとき、あなたはどんな姿勢や表情をしているでしょうか。

・背中を前かがみに丸めていませんか?
・下を向いていませんか?
・頭に手を添えて抱え込んでいませんか?
・無表情になっていませんか?

それではダメです。

もう一度、ネガティブになったときの自分、
落ち込んだときの自分を思い出してみてください。

無意識にやっている上記のような行動が必ずあるはずです。

それを突き止めたら、今度はそれとは正反対のことをしてください。

上記の場合の正反対な行動は、

・背中が前かがみに丸まっているなら背筋をピンと伸ばす
・下を向いているなら上を向く
・頭を手に添えて抱え込んでいるなら手をおろして頭を上げる
・無表情になっているなら笑う

になります。

実は行動も気持ちと密接に関係しています。

例えば、あなたの気分が乗り気でないときに
友人からスポーツに誘われたとします。

乗り気ではないので断りますが、
友人からどうしてもと言われ、
仕方なくやったとしましょう。

でも、スポーツをやっているうちに楽しくなり、
いつの間にか良い気分になっていた。

他にも、嫌なことがあって悩んでいたけど、
自分の大好きな趣味をやっていたら
自然と集中力が増して悩んでいたことを忘れていた。

こんな経験が一度はあると思います。

このように、行動すれば気持ちは変わっていきます。

逆に言えば、気持ちが変われば行動も変わるということです。

つまり、ネガティブな気持ちになっているときは
それに伴って行動も停止しやすいということになります。

そんなときだからこそ体を動かしましょう。

できればがむしゃらに体を動かすのではなく、
自分の好きな運動や趣味をするのがベストです。

やってみたい新しいことに挑戦するのもいいですね。

3.アンカリング効果を使う

1と2で言葉と行動が気持ちに密接に関わっている
ということをお話しました。

大分ポジティブのエンジンが
温まってきたのではないでしょうか。

これが最後のステップです。

最後はアンカリングという手法を使います。

「アンカリングとはなんぞや?」
と思うかもしれません。

アンカリングは、簡単に言えば関連付けです。

例えば、あなたが部屋の掃除をしていて
昔懐かしの卒業アルバムが出てきたとしましょう。

そのアルバムを開いてみると・・・

なぜか自然に青春、そして甘酸っぱい思い出が広がり、
その頃の思い出が甦ってこないでしょうか。

他にも、何か嬉しいことがあったときは
思わずガッツポーズしたりしますよね。

そのときの嬉しかった感情や楽しかった感情は、
自分がそのときやっていた行動と関連付けされています。

当然、嬉しかったことや楽しかったこと、
面白かったことと関連付けされているので、
それはポジティブな関連付けになっています。

それを活用しない手はありません。

ネガティブな感情になったときや落ち込んだときこそ、
ポジティブな感情を引き起こしてくれる
自分だけのアンカリングを使いましょう。

実は、アンカリングはプロのスポーツ選手も
よく活用する手法です。

プロの野球選手のバッターが打席に立つときに
バットを振り回したり、独特の動きをしたりしていますよね。

あれは最高のパフォーマンスを発揮するために
調子の良いときの自分と関連付けたアンカリングを活用して
自分を奮い立たせているんです。

他にも、バレーボール選手がサーブの際にボールを回したり、
最近で言えばラグビーの五郎丸歩選手が「五郎丸のポーズ」
で話題になっていましたね。

あれも同じ原理です。

最高のパフォーマンスやポジティブな感情は
関連付けから生まれやすいものです。

人によってポジティブなものと関連付けされているものが違うので、
あなただけのアンカリングを探してみてください。

そして、必ずポジティブなものを選びましょう。

ポジティブなアンカリングは、
音楽を聴くことかもしれないし、
拳を握りしめることかもしれないし、
ストレッチをすることかもしれないし、
ペンを持つことかもしれないし、
時計を身につけることかもしれません。

本当に人によってそれぞれです。

そして、見つけるためのヒントは
あなたの過去にあります。

・うまくいったとき
・褒められたとき
・体の調子がいいとき
・喜んでいるとき
・楽しんでいるとき
・大笑いしているとき
・興奮しているとき

などを思い出し、自分に一番しっくりくるものを選びましょう。

プロのスポーツ選手がやっているだけあって、
これがあると気持ちを切り替えるための大きな強みになります。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回紹介した気持ちを切り替えるステップは、

1.言葉を発してポジティブ宣言をする
2.行動を変えて気持ちも変える
3.自分だけのアンカリングを見つけて活用する

の三つになります。

ネガティブに飲み込まれず、今話した三つのことを
是非やってみてください。

難しいことは何一つありません。

今すぐにでもできてしまいます。

やり終わったあとには、いつの間にか
ポジティブのエンジンが軌道に乗り、
アクセル全開のあなたがいることでしょう。

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