
まだまだ若いから、特に口元のハリを気にしたことなんてないという女性は多いかもしれませんが、今は良くても、そのまま放置すると、何年か経つと、口元のハリが失われて、しかも、くすみやシワが目立つようになるかもしれません。
口元のハリがなくなって、くすむようになると、顔全体の印象が暗く、年齢よりも老けて見えてしまいます。
そうならないためにも、今のうちからできる、口元のハリをアップさせる方法をご紹介します。
歯茎マッサージで口元のハリアップ
先程説明したように、口元のハリはイキナリなくなるというわけではありません。
少しずつ少しずつ、ハリがなくなって、小さな縦ジワができはじめ、それがくすみを生んで、徐々に老けた印象を進行させます。
このように徐々に進行してしまったくすみや、シワをいきなりどうにかするのは、非常に時間がかかります。
ですから、口元のハリをいつまでもキープするために、予防が非常に大切です。
口元のハリは、歯茎のハリと関係しています。
わかりやすい例を上げると、総入れ歯のおばあちゃんが入れ歯を外した途端、縦ジワが目立つヨボヨボのおばあちゃんという風に見えますが、これが、総入れ歯をつけると、縦ジワもいっきになくなって、しっかり受け答えしていれば、まだまだ若いおばあちゃんに見えます。
これと同じことが、若い女性の歯茎にも言えます。
若い女性の歯茎というのは、コラーゲンも豊富でハリがしっかりとあるため、内側からほっぺや唇を支えるため、シワができにくい状態です。
ところが、歳を重ねるごとに、歯茎のコラーゲン線維が徐々に失われてはじめ、最終的には、ハリがなくなっていきます。
よく、歯茎が痩せたという言葉をテレビのコマーシャルで聞いたことがある方もいるかもしれませんが、この歯茎が痩せたというのは、歯茎のハリが失われてしまったということです。
ハリが失われてしまえば、当然、今まで支えていたほっぺや唇を支えられなくなりますから、縦ジワが増えて、さらにくすみが目立つようになります。
この口元の縦ジワやくすみを予防するためには、口元のハリが非常に大切です。
そこで、おすすめなのが、『歯茎マッサージ』です。
歯茎を専用の歯茎マッサージジェルなどを使って指でマッサージすることによって、歯茎が活性化し、コラーゲン線維も作られるようになり、口元のハリをキープすることができます。
また、歯周病予防にもなるため、口臭を予防することもできるので、一石二鳥です。
テレビコマーシャルで見ているときは、歯茎マッサージをして歯周病予防なんて、もっと先の話のような気がしていたという女性も多いかもしれませんが、今のうちから、歯茎に刺激を与えて、しかも、唾液腺も刺激できるので、唾液に含まれるパロチンという、アンチエイジング物質の分泌も促せます。
今のうちから、歯茎マッサージをすれば、いつまでも、口元のハリをキープでき、縦ジワやくすみに悩むことが少なくなります。
ぜひ、毎日の歯磨きに歯茎マッサージを加えて、口元のハリをキープしてくださいね。